継体天皇と三国祭り 渡り初め  

継体天皇と三国祭り
5月19日から21日の三日間、三国神社の春例祭「三国祭」が催されます。

12・13日の両日には今年の山車当番区で山車の「渡り初め」が行われます。

「三国祭」は北陸三大祭りの一つに数えられ、中日の20日には18基ある山車の中から当番区の6基が正午に神社に集合して奉納され、午後1時から街中を巡行します。

この山車の巡行は江戸時代中期頃から始まったようです。

さて、この巡行には、大山咋神(おおやまぐいのかい)を祀った大御輿と共に「継体天皇」を祀った「舟御輿」が同行します。

この「舟御輿」は九頭竜川河口「銚子口」を切り開いた「継体天皇」を祀って、河口近くに建てられた「水門(みなと)神社」に伝わった「舟御輿」です。

明治初めに「水門神社」が後の「三国神社」に合祀されて、いまに至っています。
福井に最も関わりが深い天皇といえば、継体天皇でしょう。しかし彼の実像は謎に包まれています。

  『日本書紀』によると、子供のいない武烈天皇が死ぬと、皇位継承者が絶えそうになりました。

そこで大連の大伴金村らが候補者を捜し、白羽の矢を立てたのが、

越前三国にいた男大迹(おほと)王でした。

王は応神天皇の5世孫で、父は彦主人王、母は垂仁天皇の7世孫振媛です。

振媛は三国の坂中井から、彦主人王により近江の三尾の別業に迎えられ、王を産みましたが、

夫の死後、子を連れて高向に戻って来ました。

そして507年、男大迹王が57才の時、金村らが迎えに来たのです。

王は樟葉宮に至り即位し、前代以来の大連大伴金村・物部麁鹿火、大臣許勢男人を再任し、

仁賢天皇の娘手白香皇女を皇后としました。

その後、山背の筒城(綴喜)宮・弟国(乙訓)宮と転々とした後、

526年にようやく大和の磐余の玉穂に都を定めたといいます。

一方『古事記』は、応神天皇五世孫の袁本杼(おほど)を近江から上京させ、

手白髪命と結婚させ、天下を授けたと語っています。

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今日は渡り初めです。
大門区は3年に1度 山番の当番が回ってきます。
大門協会(青年団)が先頭に区民・大門婦人会とともに自主製作で山車人形を製作しています。
かれこれ30年以上になります。
1年がかりで製作していくので 大変な面もありますが人とのふれあい 協力は仲間意識ができ
自分たちが製作した人形を巡行させる喜びは、格別のものがあります。

今回の山車人形は 大天狗 です。
山伏ですね。 出来栄えも回数を増すごとにうまくなっていますね。
衣装も今回はふんだんに生地を使いボリュームがでました。
渡り初めはPM:3:00からなので 朝から下準備です。

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こちらの山車館で製作しています。

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歴史をかんじる山車です。
漆 貝 金彩 とすごい装飾です。1台 数千万の車です。すごいですよ。

渡り初めが無事に巡行できるよう みなさん準備でいそがしそうでした。




 




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